🐾「最近、動きがゆっくりになってきた?」
それ、変形性関節症かもしれません
こんにちは。ガレン動物病院です!
「お散歩の距離が短くなった」
「階段の上り下りを嫌がるようになった」
「立ち上がるのに時間がかかる」
こんなサイン、“年のせい”だけではないかもしれません。
**変形性関節症(へんけいせいかんせつしょう)**という病気が関節に起きている可能性があります。
🦴 変形性関節症とは?
関節の軟骨がすり減り、骨同士がこすれたり炎症を起こしたりする状態です。
⚠️ 一度すり減った軟骨は元に戻りません。
だからこそ、「早期発見・進行を抑えるケア」がとても大切です。
🐶🐱 どんな子に多い?
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7歳以上の中高齢犬・猫
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過去に関節や靱帯のケガをしたことがある子
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肥満傾向にある子
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小型犬~大型犬すべてで発症の可能性あり
猫も関節症になりますが、痛みを隠すのが上手なため、気づかれにくいです。
📌 よく見られる症状
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動き出しが遅い(寝起きがぎこちない)
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お散歩中に歩くのが遅くなった
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ジャンプや段差を嫌がる
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足をかばっているように歩く
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毛づくろいが減った(猫の場合)
飼い主さんが「なんとなく動きが違うな?」と感じた時が、受診のチャンスです。
🩺 診断と治療
🔍 診断方法
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触診や歩行の様子から違和感を確認
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レントゲンで関節の変化(骨のトゲ・軟骨のすり減り)を確認
💊 治療方法
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体重管理:負担軽減の基本です
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消炎鎮痛剤:痛みを和らげて生活の質(QOL)を改善
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サプリメント:グルコサミンやコンドロイチン、オメガ3脂肪酸など
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リハビリ・温熱療法:無理なく関節を動かすことで血流UP
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レーザーや再生医療(症例に応じて)
⚠️「薬を一生飲み続けなきゃいけないの?」と心配される方もいますが、症状や反応に合わせて調整していきます。
🏡 おうちでできるケア
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フローリングにはマットを敷く
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段差にはスロープやステップを設置
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冬は冷えに注意!寝床を温かく
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適度な運動で筋肉の衰えを防ぐ
💬 まとめ
変形性関節症は、「年だから仕方ない」と思われがちですが、
適切なケアと治療で、痛みを軽減し、元気に過ごすことが可能です。
「あれ?前と歩き方が違うかも」と思ったら、ぜひ一度ご相談ください。
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