🩺副腎腫瘍について🐶🐱
今回の写真は、超音波検査(エコー)で撮影した副腎腫瘍の症例です。
中央の丸みを帯びた部分が腫大した左副腎で、通常より大きくなっていることが確認できます。
🧠 副腎とは?
副腎(ふくじん)は、左右の腎臓の近くにある小さな臓器で、
体の中でとても大切な「ホルモン」を作る働きをしています💡
このホルモンは、血圧・代謝・ストレス反応などを調整し、
体のバランスを保つ役割を担っています。
⚠️ 副腎腫瘍とは
副腎の細胞が腫瘍化し、ホルモンを過剰に分泌したり、
腫瘍そのものが周囲の臓器を圧迫することで体に悪影響を及ぼす病気です。
代表的な病気としては👇
・クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)
・褐色細胞腫(アドレナリン過剰分泌)
・副腎皮質腺腫・腺癌 などがあります。
🩺 主な症状
・お水をよく飲む、尿の量が増える💧
・お腹がぽっこり膨らむ
・毛が抜ける、皮膚が薄くなる🐾
・元気がない、疲れやすい
・高血圧、糖尿病の悪化
これらの症状は一見「老化」と似ているため、
見逃してしまうことも少なくありません。
🔍 診断と治療
診断には、
・血液検査やホルモン検査
・超音波(エコー)検査
・必要に応じてCT検査🩻
などを行い、腫瘍の大きさ・位置・性質を詳しく調べます。
治療は大きく2つに分かれます👇
・ホルモンの過剰分泌を抑える「内科治療」💊
・腫瘍を摘出する「外科手術」🩹
腫瘍の大きさやホルモンの異常の程度によって治療法を選択します。
🧡 早期発見が大切
副腎腫瘍は進行が遅いものもありますが、
悪性の場合やホルモン異常が強い場合は命に関わることもあります。
定期的な健康診断やエコー検査で早期発見することで、
治療の選択肢が増え、回復の可能性も高まります✨
🐾「最近お水をよく飲む」「毛が抜けてきた」「お腹が張っている」など、
いつもと違う変化に気づいたら、早めにご相談ください。
獣医外科認定医(JAHA)/獣医腫瘍科認定医在籍
整形外科・腫瘍科・歯科・皮膚科などの専門診療にも対応しています。
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