犬猫のアレルギー検査について
犬猫の皮膚トラブルやかゆみ、涙やけ、外耳炎、慢性的な消化器症状などは
アレルギーが関係していることがあるため、
必要に応じてアレルギー検査を行うことがあります。
アレルギーは種類が多く、原因もさまざま。
検査を行うことで、治療方針を立てやすくなります✨
🩺 アレルギー検査にはどんな種類があるの?
犬猫のアレルギー検査には、大きく分けて次の2つがあります👇
① 血液検査🩸
食物アレルギーを引き起こすリンパ球の反応にはIgEが関与するⅠ型とリンパ球が直接反応するⅣ型の2つの反応があります。どちらも外部検査になりますが、それぞれ検査方法が異なります。
◇アレルゲン特異的IgE検査
Ⅰ型アレルギーが関与している場合にその原因物質であるダニ、花粉、食物の種類などを検出します。
◇リンパ球反応検査
個々の食物アレルゲンに対して反応するリンパ球が血液に存在するかを調べる検査です。
原因となる食物アレルゲンを特定することで、何を食べたら良いのか、悪いのかがわかります。
✔ 検査でわかること
・ハウスダスト
・ダニ
・花粉
・カビ
・ノミ
・食べ物のアレルゲン(牛肉、鶏肉、乳製品など)
さまざまなアレルゲンに対して反応の強さを調べることができます。
② 除去食試験(食物アレルギーの診断)➡️👀
食物アレルギーを正確に判断するための検査です。
✔ 方法
・アレルギーの出にくい特別なフード(療法食)を 6〜8週間 与える
*期間中は、他の食べ物、おやつは禁止
・その後、元のタンパク質を与えて反応が出るか確認
🧪 アレルギー検査をする目的
アレルギー検査は「原因を100%断定する」ものではありません。
しかし、以下のようなメリットがあります👇
・症状悪化の原因の傾向がわかる
・環境アレルギーの場合、対策がしやすくなる
・除去食の方向性が見える
・治療(薬・保湿・シャンプー)の選択がしやすくなる
特に長期間続く皮膚トラブルや季節によって悪化する症状には
アレルギー検査が役立ちます✨
💊 治療との向き合い方
アレルギー性皮膚炎は「治療+スキンケア+環境管理」の
三本柱でコントロールしていく病気です。
治療の例👇
・抗アレルギー薬
・ステロイドや免疫抑制剤
・保湿ケア
・薬用シャンプー
・食事療法
・ノミ対策
・環境改善(掃除・換気)
検査結果と日常生活を組み合わせることで
より症状を軽減しやすくなります🌿
🐾 飼い主さんへ
・かゆみが続く
・皮膚が赤い
・季節で症状が変わる
・耳の炎症を繰り返す
・涙やけが改善しない
こんな症状がみられる場合は、アレルギーが隠れている可能性があります。
早めの診察と、適切な検査・治療が大切です。
お気軽にご相談ください🐶🐱✨
獣医外科認定医(JAHA)/獣医腫瘍科認定医在籍
整形外科・腫瘍科・歯科・皮膚科などの専門診療にも対応しています。
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