🐶🐱 犬・猫の糖尿病について
〜早期発見と継続治療が大切な病気〜
糖尿病は、人と同じように犬や猫にもみられる病気です。
進行すると全身にさまざまな影響を及ぼすため、早期発見と適切な治療 がとても重要です。
今回は、犬・猫の糖尿病とはどのような病気なのか、症状・検査・治療について詳しく解説します。
🩺 糖尿病とはどんな病気?
糖尿病とは、血液中の血糖値(ブドウ糖)が高い状態が続く病気です。
通常、血糖値は「インスリン」というホルモンによって調節されています。
しかし糖尿病では、
・インスリンが十分に分泌されない
・インスリンがうまく働かない
といった理由で、血糖値が高くなってしまいます。
犬では インスリンが不足するタイプ が多く、
猫では インスリンが効きにくくなるタイプ が多いとされています。
🐾 犬・猫にみられる主な症状
糖尿病の初期には、次のような症状がみられることがあります。
・水をたくさん飲む(多飲)
・おしっこの量や回数が増える(多尿)
・食欲があるのに体重が減る
・元気がなくなる
・毛ヅヤが悪くなる
さらに進行すると、
・食欲不振
・嘔吐
・脱水
・意識障害
などの重い症状がみられることもあります。
「最近よく水を飲む」「おしっこが増えた」と感じたら、注意が必要です。
🔍 糖尿病の検査方法
糖尿病の診断には、以下の検査を組み合わせて行います。
・血液検査(血糖値の測定)
・尿検査(尿中の糖の有無)
・必要に応じてフルクトサミン検査(一定期間の血糖状態を評価)
・必要に応じて追加の血液検査
一時的なストレスで血糖値が上がることもあるため、
総合的な評価 が大切になります。
💊 糖尿病の治療方法
糖尿病の治療は、生涯にわたって管理していく治療 になることが多い病気です。
主な治療内容は、
・インスリン注射
・食事療法
・体重管理
・定期的な血糖値チェック
です。
特に犬では、インスリン注射が治療の中心 となります。
猫では、食事療法や体重管理により、インスリンが不要になるケースもあります。
治療は、その子の状態や生活環境に合わせて調整していきます。
🐾 飼い主さんへ
糖尿病は、
「早く見つけて、適切に治療を続けることで、元気に生活できる病気」
でもあります。
一方で、治療を行わずに放置すると、
白内障・感染症・命に関わる合併症につながることもあります。
・飲水量が増えた
・体重が減ってきた
・元気がない
こうした変化に気づいた際は、早めの受診をおすすめします。
獣医外科認定医(JAHA)/獣医腫瘍科認定医在籍
整形外科・腫瘍科・歯科・皮膚科などの専門診療にも対応しています。
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