消化管穿孔とは
〜誤食が引き起こす、命に関わる緊急疾患〜 🐶🐱⚠️
消化管穿孔とは、
胃や腸などの消化管に穴があいてしまう状態を指します。
消化管の中の内容物が腹腔内に漏れ出すことで、
重度の腹膜炎を引き起こす、とても危険な病気です。
今回ご紹介する症例は、
誤食した異物が原因で消化管に穴があいてしまったケース です。
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写真① エコー検査で確認された消化管穿孔🩺
1枚目のエコー画像では、
矢印で示されている部分に
消化管の壁が途切れている所見(消化管穿孔) が確認できます。
エコー検査では
・消化管の壁構造
・内容物の漏出
・腹腔内の液体貯留
などを詳しく評価することができ、
消化管穿孔の診断にとても有用です。
今回のケースでも、
エコー検査によって穿孔部位がはっきりと確認されました。
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写真②レントゲン検査で分かる異変📸
2枚目のレントゲン写真では、
本来あるはずのないガスの分布や、
消化管の走行に違和感が見られます。
消化管穿孔が起こると、
腸の外にガスや内容物が漏れ、
レントゲン上で異常な陰影として確認されることがあります。
ただし、
初期段階ではレントゲンだけでは分かりにくいこともあり、
症状や他の検査結果と合わせた判断が重要になります。
消化管穿孔の原因💡
消化管穿孔の原因には、次のようなものがあります。
・誤食した異物(串、骨、プラスチックなど)
・重度の腸炎
・腫瘍
・外傷
特に、
誤食による穿孔は突然起こることが多く、進行が非常に早い のが特徴です。
こんな症状は要注意です🚨
消化管穿孔では、次のような症状が見られることがあります。
・急な元気消失
・強い腹痛
・食欲不振
・嘔吐
・お腹を触られるのを嫌がる
・ぐったりして動かない
症状が出た時点で、
すでに命に関わる状態になっていることもあります。
治療について🩺⚡
消化管穿孔は、
緊急手術が必要となるケースがほとんど です。
治療では
・穿孔部位の修復
・誤食物の除去
・腹腔内の洗浄
・集中治療(点滴・抗生剤・鎮痛管理)
を行います。
早期に手術と治療を行うことで、
救命率は大きく変わります。
飼い主さまへ🐾💞
誤食は
「食べたかもしれない」
「少し様子がおかしい」
という段階での受診が、とても重要です。
消化管穿孔は、
時間との勝負になる病気です⏰⚠️
少しでも異変を感じたら、
すぐに動物病院へご相談ください。
専門診療にも対応しています🏥✨
ガレン動物病院では、
レントゲン・エコー検査を組み合わせ、
緊急性の高い消化器疾患にも対応しています。
また
獣医外科認定医(JAHA)/獣医腫瘍科認定医在籍
整形外科・腫瘍科・歯科・皮膚科などの専門診療にも対応しています。
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