365日診療

ご予約はウェブで

またはお電話で

055-972-6770

〒411-0906

静岡県駿東郡清水町八幡61−1

 · 

中高齢犬に多い内分泌疾患 クッシング症候群の特徴と治療の考え方


🐶クッシング症候群について

〜お腹が膨らむ・毛が薄くなる原因とは?〜

今回の写真は、クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)が疑われるわんちゃんの様子です。
腹部がぽっこりと膨らみ、体の左右で均等に毛が薄くなっている状態が確認できます。

クッシング症候群は、中高齢の犬で多くみられる内分泌の病気で、
少しずつ進行するため、最初は年齢のせいと思われてしまうことも少なくありません⚠️


🩺 クッシング症候群とは

クッシング症候群は、体内で
副腎皮質ホルモン(コルチゾール)が過剰に分泌されることで起こる病気です。

コルチゾールは本来、
・ストレスへの対応
・代謝の調整
などに必要なホルモンですが、
過剰になると体にさまざまな影響を与えてしまいます。


🐾 よく見られる症状

クッシング症候群では、次のような症状がみられます👇

・お腹が膨らんでくる
・左右対称に毛が薄くなる
・毛が生えにくくなる
・皮膚が薄くなる
・水を飲む量が増える
・おしっこの量が増える
・食欲が増える
・元気があるように見えることも多い

特に
腹部膨満と左右対称の脱毛は、特徴的な所見です。


🔍 原因のタイプ

クッシング症候群には主に2つのタイプがあります。

脳下垂体性

脳の下垂体に異常があり、
副腎を刺激し続けることでホルモンが過剰に分泌されます。
最も多いタイプです。

副腎性

副腎自体に腫瘍などの異常があり、
ホルモンが過剰に分泌されます。

タイプによって治療方針が異なるため、
正確な診断が重要です。


🧪 診断について

クッシング症候群の診断では、
・血液検査
・ホルモン検査
・超音波検査
などを組み合わせて行います。

一度の検査だけで判断できないことも多く、
複数の検査結果を総合的に評価します。


💊 治療と管理

治療は原因や症状の程度によって異なります。

・ホルモン分泌を抑える内服薬
・定期的な血液検査によるモニタリング
・合併症(皮膚炎、感染症など)の管理

完治を目指すというより、
症状をコントロールし、生活の質を保つ治療が中心になります。


🧡 飼い主さまへ

クッシング症候群は、
ゆっくり進行するため、見逃されやすい病気です。

・お腹が膨らんできた
・毛が薄くなってきた
・水をよく飲むようになった

このような変化がみられた場合は、
早めにご相談ください🐾
適切な診断と治療で、穏やかな生活を続けることが可能です。


獣医外科認定医(JAHA)/獣医腫瘍科認定医在籍
整形外科・腫瘍科・歯科・皮膚科などの専門診療にも対応しています。


📞 ご予約・お問い合わせはこちら
📍365日診療のガレン動物病院
平日・土日・祝日すべて診療しております。
急な体調の変化も、予防・健康診断も、お気軽にご相談ください。

ネット予約 ▶︎ https://pet.apokul.jp/web/390/reservations/add
電話 ▶︎ 055-972-6770

🚗 対応エリア
三島市・沼津市・函南町・長泉町・裾野市・伊豆市・御殿場市・富士市・静岡市・箱根町など
静岡県東部・神奈川県西部エリアからも多くの飼い主さまにご来院いただいています。

ウェブで診療予約