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地域猫がトラバサミに挟まってしまった症例 重度外傷と断脚手術について


🐱 地域猫がトラバサミに挟まってしまった症例について

〜命と生活を大きく変えてしまう危険な罠〜

今回ご紹介するのは、
地域猫がトラバサミに挟まってしまった症例です。

発見時、
左前肢と左後肢の2か所がトラバサミに挟まれており、
強い腫れと損傷がみられました。


🩺 来院時の状態

来院時、左前肢と左後肢の2か所がトラバサミに挟まっており、
強い腫れと損傷がみられました。

今回は画像検査は行っていませんが、
視診および触診の結果から、
左前肢および左後肢の骨折が強く疑われる状態でした。

トラバサミは、
強い力で長時間脚を締め付けるため、
皮膚だけでなく、筋肉や血管、神経、骨にまで
深刻なダメージを与えることがあります。

 

本症例でも組織の損傷が非常に強く、
壊死や感染のリスクが高い状態でした。

 


🔍 治療方針について

視診の結果、
左前肢・左後肢ともに損傷が重度で、
血流障害や感染のリスクが非常に高いと判断しました。

そのため、命を守ることを最優先に考え
左前肢および左後肢の断脚手術を実施
しました。

 

断脚は苦渋の選択ではありますが、
重度外傷では、
全身状態の悪化や命の危険を防ぐために
必要な処置となることがあります。

 


🐾 術後と今後について

猫は順応力が高く、
適切なケアと環境があれば、
断脚後も日常生活を送ることが可能です。

術後は、痛みの管理、感染予防、
今後の生活環境の調整が重要になります。


⚠️ トラバサミの危険性

トラバサミは、
動物の命や生活を一瞬で奪ってしまう非常に危険な罠です。

本来、使用が禁止されている地域も多く、
意図せず猫や犬、野生動物が被害にあうケースが後を絶ちません。

地域猫だけでなく、
飼い猫や飼い犬が被害にあう可能性もあります。


🧡 飼い主さま・地域の皆さまへ

今回の症例は、
トラバサミがどれほど危険なものであるかを
改めて考えさせられるものでした。

動物の命を守るために、
危険な罠の使用を見直し、
地域全体での意識向上が大切です。

もし動物が罠にかかっているのを見つけた場合は、無理に外そうとせず、
早めに保健所等へご相談ください🐾


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