猫の不整脈について
心臓は一定のリズムで規則正しく動くことで、全身に血液を送り出しています。
しかし、そのリズムが乱れてしまう状態を「不整脈」と呼びます。
猫でも不整脈は起こることがあり、無症状のものから注意が必要なものまで、原因や重症度はさまざまです。
不整脈とはどんな状態?
不整脈とは、心拍の間隔が不規則になったり、速すぎたり、遅すぎたりする状態です。
心臓の電気的な刺激の伝わり方に異常が起こることで発生します。
不整脈には
・一時的に起こるもの
・基礎疾患に伴って起こるもの
・治療が必要なもの
など、いくつかのタイプがあります。
猫にみられる主な不整脈の原因
猫の不整脈は、以下のような原因でみられることがあります。
・心筋症などの心臓病
・電解質異常
・甲状腺機能亢進症
・全身状態の悪化や強いストレス
・麻酔や薬剤の影響
特に猫では、心臓病が隠れていて初めて不整脈が見つかるケースも少なくありません。
心電図検査でわかること
不整脈の評価には、心電図検査が重要です。
心電図では、心臓の電気信号を波形として記録し、
・拍動のリズム
・心拍数
・異常な波形の有無
などを確認します。
今回の画像でも、不規則な波形が確認されました。
不整脈があるときの症状
猫の不整脈は、症状がまったく出ないことも多いのが特徴です。
一方で、以下のような症状がみられることもあります。
・元気がない
・食欲低下
・呼吸が荒い
・ふらつく
・失神する
このような様子がみられる場合は、早めの受診が重要です。
不整脈が見つかった場合の対応
不整脈が見つかった場合は、原因を調べることが大切です。
心エコー検査や血液検査などを組み合わせ、総合的に評価を行います。
治療が必要な場合には、
・内服治療
・基礎疾患の治療
・定期的な経過観察
など、その子の状態に合わせた対応を行います。
まとめ
猫の不整脈は、症状が目立たないまま進行することもあります。
健康診断や検査で偶然見つかることも多いため、定期的なチェックが大切です。
「最近なんとなく元気がない」「年齢を重ねてきた」
そんなときは、一度ご相談ください。
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