🦷 歯周病シリーズ第6回
猫の外歯瘻について
今回の症例は、猫の歯周病が原因で起こった「外歯瘻」です。
外歯瘻とは、歯の根元の感染が進行し、
頬の皮膚に穴が開いて膿が外に出てしまう状態です。
一見すると皮膚病のように見えることがありますが、
実際には歯の病気が原因で起こることがあります。
🐱 手術前(OPE前)
最初の写真では、頬の皮膚に腫れと傷が見られます。
このような傷は、皮膚のトラブルではなく
歯の根元の感染が皮膚まで広がることで起こります。
🩺 手術後(OPE後)
治療では、原因となっていた歯を抜歯し、
感染している組織の処置を行いました。
外歯瘻は皮膚の治療だけでは改善せず、
原因となる歯の治療が必要になります。
🌱 手術から1か月後
1か月後の写真では、
頬の傷はきれいに治癒し、腫れも改善しています。
原因となる歯の感染を取り除くことで、
皮膚の症状も改善しました。
🐾 外歯瘻の症状チェック
以下のような症状がある場合は注意が必要です。
・頬や顔に傷ができている
・膿が出る
・顔が腫れている
・なかなか治らない皮膚の傷
・くしゃみや鼻水
こうした症状は、皮膚ではなく歯の感染が原因のことがあります。
🦷 歯周病の症状チェック
歯周病では以下のような症状が見られます。
・口臭が強い
・歯石がついている
・歯ぐきの腫れ
・出血
・食べづらそうにする
・顔の腫れ
このような症状が見られる場合は、歯周病の可能性があります。
📊 犬猫の歯周病罹患率
犬や猫では、
3歳以上の約80%が歯周病になっているといわれています。
つまり、多くの犬猫が歯周病のリスクを抱えているということです。
歯周病は進行すると
今回のような外歯瘻の原因になることもあります。
🪥 歯周病の予防
歯周病の予防には
・歯磨き
・定期的な歯科検診
・必要に応じた歯石除去
がとても重要です。
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現在、歯周病治療のキャンペーンを実施しています。
歯周病は早期発見・早期治療がとても大切です。
この機会に歯科チェックをご検討ください。
🏥 専門診療にも対応しています
獣医外科認定医(JAHA)/獣医腫瘍科認定医在籍
整形外科・腫瘍科・歯科・皮膚科などの専門診療にも対応しています。
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