🐱 猫の肉腫について
手術前後の経過と早期発見の重要性
今回の症例は、猫の前足に発生した肉腫です。
手術前後の様子を比較しながら解説します。
*肉腫と術前診断されていれば断脚が本来は適用ですが、今回はご家族が足の温存を希望されたため、このような術式となりました。患肢温存を推奨するものではありません。
📸 画像の説明
左の写真は手術前の状態です。
前足の関節付近にしこりが確認できます。
この段階では比較的小さく見える場合でも、
内部では腫瘍が広がっていることがあります。
右の写真は手術後の状態です。
腫瘍を切除した後の創部で、広い範囲の処置が必要になることがあります。
👉 肉腫は見た目以上に広がっていることが多く、
周りの正常な組織も含めて、余裕をもって切除する必要があります
🦠 猫の肉腫とは?
肉腫は、筋肉や脂肪、結合組織などから発生する悪性腫瘍です。
猫では特に
・線維肉腫
・注射部位肉腫
などが知られています。
⚠️ 特徴
・局所浸潤性が強い
・再発しやすい
・進行が早い
👉 そのため、早期発見と早期治療が非常に重要です。
🐾 こんなサインに注意
・しこりがある
・しこりが徐々に大きくなる
・皮膚の変化(脱毛、赤み)
小さいうちでも安心はできません。
⚠️ なぜ早期治療が重要か
肉腫は
👉 周囲の組織に入り込むように広がる
という特徴があります。
そのため、腫瘍が小さい段階で手術を行うほど
切除範囲を最小限に抑えられる可能性があります。
🩺 治療について
治療の基本は外科切除です。
・十分な切除範囲の確保
・必要に応じた追加治療
が重要になります。
🌱 術後管理について
手術後は
・創部の管理
・再発のチェック
が重要になります。
定期的な診察により、再発の早期発見につなげます。
🌱 早期発見が最も重要です
猫のしこりは
👉「小さいうちに診断すること」
が最も重要です。
「様子を見よう」とせず、早めの受診をおすすめいたします。
🏥 専門診療にも対応しています
獣医外科認定医(JAHA)
獣医総合臨床医(JAHA)
獣医腫瘍科認定医在籍
整形外科・腫瘍科・歯科・皮膚科などの専門診療にも対応しています。
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