レントゲンで白く見える?犬の「椎間板石灰化」とは
椎間板が白く見える…?
犬のレントゲン検査で、背骨の間にある「椎間板」が白く写ることがあります。
今回ご紹介するのは、「椎間板石灰化(せっかいか)」です🦴
画像では、正常な椎間板と比較して、一部の椎間板が白くなっていることが確認できます。
椎間板とは?
椎間板とは、背骨と背骨の間にあるクッションのような組織です。
体を動かした時の衝撃を吸収する役割があり、
スムーズな動きを支えています。
椎間板石灰化とは?
椎間板の中の成分が変性し、カルシウムが沈着することで白く硬くなった状態です。
レントゲンでは、通常黒っぽく見える椎間板が、白く見えるようになります🔍
特に
・ダックスフンド
・フレンチブルドッグ
・コーギー
などでよく見られます。
石灰化=すぐにヘルニア?
椎間板石灰化があっても、必ずしも症状が出るわけではありません。
しかし、石灰化した椎間板は変性が進んでいる状態のため、
将来的に「椎間板ヘルニア」を起こすリスクが高くなることがあります⚠️
こんな症状は要注意🐾
・抱っこを嫌がる
・段差を嫌がる
・キャンと鳴く
・背中を丸める
・歩き方がおかしい
・ふらつく
このような症状がある場合は、椎間板ヘルニアが起きている可能性があります。
検査について🔍
まずはレントゲン検査を行い、
椎間板の石灰化や骨の異常を確認します。
ただし、レントゲンだけでは脊髄への圧迫を完全には評価できないため、
・CT検査
・MRI検査
が必要になることもあります。
治療について💊
症状がない場合は、経過観察になることもあります。
しかし、ヘルニア症状がある場合は、
・安静管理
・内科治療
・外科手術
などを症状に応じて選択していきます。
早めの受診が大切です🏥
椎間板ヘルニアは、進行すると歩行困難や麻痺につながることがあります。
「少し動きがおかしいかも…」
そんな小さな変化が重要なサインになることもあります。
気になる症状があれば、お早めにご相談ください。
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獣医外科認定医(JAHA)
獣医総合臨床医(JAHA)
獣医腫瘍科認定医在籍
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