舌にできた“しこり”の原因とは?🦷
「口の中に何かできている気がする…」
ワンちゃんのお口を見た際に、舌や歯ぐきに“できもの”のような変化を見つけることがあります。
今回ご紹介するのは、歯周病による慢性的な刺激が関係して発生した「舌腫瘤」の症例です🐶
舌にピンク色の腫瘤が確認されました🔍
1枚目の写真では、舌の側面にピンク色の腫瘤が確認できます。
見た目だけでは、
・炎症性変化
・良性腫瘤
・悪性腫瘍
などの区別が難しいこともあります⚠️
今回の症例では、歯周病による慢性的な刺激が関係していると考えられました。
切除した腫瘤を病理検査したところ診断結果は、「繊維上皮性ポリープ」でした。
良性のため経過観察としています。
今回は腫瘤切除を行いました✂️
2枚目は、切除後の写真です。
腫瘤を切除し、縫合を行いました。
舌は食事や飲水、毛づくろいなど日常的によく動く組織のため、術後は刺激を最小限にしながら管理していきます。
歯周病は「歯」だけの病気ではありません⚠️
歯周病というと、
・歯石
・口臭
・歯ぐきの腫れ
をイメージされる方が多いと思います。
しかし実際には、進行した歯周病によって、
・舌
・頬粘膜
・顎骨
など、周囲組織へ炎症が広がることがあります。
慢性的な刺激が続くことで、今回のように腫瘤状の病変を形成することもあります。
口の中のできものは早めの検査が大切です🔍
口腔内腫瘤には、
・炎症性病変
・良性病変
・悪性腫瘍
など、さまざまな原因があります。
「少し腫れているだけかな?」
と思っていても、見た目だけでは判断できません⚠️
必要に応じて、
・歯科検査
・レントゲン検査
・病理検査
などを行いながら診断を進めていきます。
歯周病予防が重要です🪥✨
歯周病は、進行すると歯だけでなく周囲組織へも影響を及ぼします。
そのため、
・歯みがき
・定期的な歯科検診
・歯石除去
などの予防ケアがとても大切です✨
お口の異変に気づいたらご相談ください🏥
・口臭が強い
・口の中にできものがある
・よだれが増えた
・食べ方が変わった
そんな症状がある場合は、お早めにご相談ください🐶
🏥 専門診療にも対応しています
獣医外科認定医(JAHA)
獣医総合臨床医(JAHA)
獣医腫瘍科認定医在籍
整形外科・腫瘍科・歯科・皮膚科などの専門診療にも対応しています。
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