犬の橈尺骨骨折
プレート固定手術の症例をご紹介します🐶
今回ご紹介するのは、5月に手術を行った前足の骨折(橈尺骨骨折)の4件の症例です。
ワンちゃんが突然、
・前足をつかない
・キャンと鳴いた
・足が曲がって見える
そんな症状がある場合、骨折が隠れていることがあります⚠️
橈尺骨骨折とは?
前足には、
・橈骨(とうこつ)
・尺骨(しゃっこつ)
という2本の骨があります。
この2本の骨が折れてしまった状態を「橈尺骨骨折」といいます。
特に、
🐶 トイプードル
🐶 チワワ
🐶 ポメラニアン
🐶 ヨークシャーテリア
などの小型犬で多くみられる骨折です。
今回の症例について🔍
術前のレントゲンでは、橈骨・尺骨がずれて骨折していることが確認できました。
骨折部は不安定で、
・強い痛み
・歩行不能
・骨の変形
がみられる状態でした。
小型犬の橈尺骨骨折では、ギプスだけでは十分な固定が難しいことも多くあります。
プレート固定手術を実施しました✂️
今回の症例では、プレート固定による骨折整復術を実施しました。
術後のレントゲンでは、
🦴 骨折部の整復
🦴 骨の軸の改善
🦴 プレートによる安定した固定
が確認できます。
骨を正しい位置へ戻し、しっかり固定することで骨癒合を目指します。
なぜ手術が必要なの?⚠️
小型犬の前足の骨は非常に細く、
骨折すると、
・ずれやすい
・曲がって治る
・骨癒合不全
を起こすことがあります。
そのため、安定した固定を得るためにプレート固定を選択するケースが多くあります。
術後管理も重要です🐾
骨折治療は手術だけで終わりではありません。
術後は、
✔ 安静管理
✔ 定期レントゲン検査
✔ 適切なリハビリ
が非常に重要になります。
過度な運動は、
・プレート破損
・再骨折
・骨癒合不全
につながることもあります。
骨折予防も大切です✨
小型犬では、
・ソファからの飛び降り
・抱っこ中の落下
・階段での転倒
などでも骨折することがあります。
特に成長期や高齢犬では注意が必要です。
前足をつかない時は早めの受診を🏥
「少し痛めただけかな?」
と思っていても、骨折しているケースがあります。
急に足をつかなくなった場合は、早めの検査をおすすめします🐶
🏥 専門診療にも対応しています
獣医外科認定医(JAHA)
獣医総合臨床医(JAHA)
獣医腫瘍科認定医在籍
整形外科・腫瘍科・歯科・皮膚科などの専門診療にも対応しています。
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