首が傾いている…?犬の「斜頸」と前庭疾患について🐶
今回ご紹介するのは、「斜頸(しゃけい)」の症例です。
斜頸とは、頭や首が左右どちらかに傾いてしまう状態をいいます。
今回のワンちゃんは、過去に前庭疾患を発症したことがありました。
飼い主さまが普段からよく様子を見てくださっていたため、再発の兆候を早期に発見することができました✨
斜頸とは?👀
斜頸とは、頭が常に傾いた状態になる症状です。
犬では、
・前庭疾患
・中耳炎や内耳炎
・脳疾患
・神経疾患
などが原因となることがあります。
前庭疾患とは?🩺
前庭とは、体のバランスを保つための重要な器官です。
この部分に異常が起こると、
・首が傾く(斜頸)
・ふらつく
・まっすぐ歩けない
・眼球が揺れる(眼振)
・ぐるぐる回る
などの症状が現れます。
飼い主さまからは、
「急に様子がおかしくなった」
「脳の病気ではないか心配」
というご相談をいただくことも少なくありません。
今回の症例について🐶
このワンちゃんは、過去に前庭疾患を発症した既往がありました。
今回も、
「少し首が傾いている気がする」
という小さな変化に飼い主さまが気付き、早い段階で受診されました。
その結果、重症化する前に治療を開始することができました✨
早期発見の重要性⚠️
前庭疾患では、
発症直後に
・立てなくなる
・食事ができなくなる
・重度のふらつき
を起こすこともあります。
しかし今回の症例では、飼い主さまが再発のサインを早期に発見してくださったため、
🏥 入院は必要なく
💊 内服治療のみ
で管理することができました。
どんな症状に注意する?👀
以下のような症状が見られたら注意が必要です。
⚠️ 首が傾いている
⚠️ 歩き方がふらつく
⚠️ 同じ方向に回る
⚠️ 眼球が揺れる
⚠️ 元気がない
特に高齢犬では前庭疾患が比較的多く見られます。
現在の経過✨
今回のワンちゃんは、早期発見・早期治療によって症状の悪化を防ぐことができました。
現在は内服治療を継続しながら、良好に経過しています🐶
飼い主さまの「いつもと違う」が大切です🏥
前庭疾患は、早期発見によって治療の選択肢や経過が大きく変わることがあります。
今回のように、
「少し首が傾いている気がする」
という小さな変化に気付くことが、とても大切です✨
いつもと違う様子が見られた場合は、お早めにご相談ください。
🏥 専門診療にも対応しています
獣医外科認定医(JAHA)
獣医総合臨床医(JAHA)
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