犬の陰部が赤い?なめる?犬の陰部の皮膚炎について
愛犬が陰部をしきりになめていたり、陰部周囲が赤くなっていたりしませんか?🐶
犬の陰部周囲は湿気がこもりやすく、皮膚炎が起こりやすい部位のひとつです。
軽度な赤みだけの場合もありますが、細菌感染やかゆみを伴い、症状が悪化してしまうこともあります。
今回は犬の陰部の皮膚炎について解説します。
犬の陰部皮膚炎とは?🔍
陰部皮膚炎とは、外陰部やその周囲の皮膚に炎症が起こる状態です。
特に、
🐾 肥満傾向の犬
🐾 若齢犬
🐾 外陰部が皮膚に埋もれやすい犬
でみられることがあります。
皮膚のしわやくぼみに尿や分泌物がたまり、細菌やマラセチア(酵母菌)が増殖することで炎症が起こります。
このような症状はありませんか?⚠️
以下のような症状がみられる場合は、陰部皮膚炎の可能性があります。
✅ 陰部を頻繁になめる
✅ 陰部周囲が赤い
✅ ベタつきや臭いがある
✅ 分泌物が付着している
✅ 毛が抜けている
✅ 皮膚が黒ずんでいる
✅ おしっこの時に違和感を示す
気になる症状がある場合は早めの受診をおすすめします。
陰部皮膚炎の原因🦠
① 陰部周囲の皮膚構造
陰部が皮膚に埋もれている場合、通気性が悪くなり湿気がこもりやすくなります。
その結果、皮膚がふやけて炎症を起こしやすくなります。
② 細菌やマラセチアの増殖
湿った環境は細菌やマラセチアが増殖しやすい環境です。
炎症が長引くと、赤みやかゆみ、臭いが強くなることがあります。
③ アレルギーや皮膚疾患
アトピー性皮膚炎や食物アレルギーなどが背景にあり、陰部周囲に炎症が現れることもあります。
④ 尿路疾患
膀胱炎や尿失禁などにより陰部周囲が汚れやすくなり、皮膚炎の原因になることがあります。
診断方法🏥
陰部皮膚炎では、皮膚の状態を確認しながら必要に応じて検査を行います。
🔹 細胞診検査
🔹 細菌やマラセチアの確認
🔹 尿検査
🔹 基礎疾患の評価
症状が似ていても原因はさまざまなため、適切な診断が重要です。
治療について💊
原因や症状に応じて治療を行います。
✅ 皮膚の洗浄・消毒
✅ 抗菌薬の投与
✅ 抗真菌薬の投与
✅ かゆみを抑える治療
✅ アレルギー疾患の管理
✅ 体重管理
慢性的な皮膚炎では、陰部の構造的な問題が関係していることもあり、外科的治療が検討される場合もあります。
ご家庭で気を付けること🏠
陰部周囲を頻繁になめる場合は、皮膚炎による違和感やかゆみを感じている可能性があります。
また、軽度の赤みでも長期間続いているケースは少なくありません。
早期に治療を行うことで症状の改善が期待できるため、
🐶 陰部をよくなめる
🐶 赤みがある
🐶 臭いが気になる
このような症状がある場合は、お気軽にご相談ください。
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獣医腫瘍科認定医在籍
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