猫のお腹に大量の便が…巨大結腸症の症例をご紹介
猫の巨大結腸症とは?便秘が続くと命に関わることもあります
「何日も便が出ていない…」
「トイレでいきんでいるのに便が出ない…」
そんな症状が続いている場合、「巨大結腸症(きょだいけっちょうしょう)」が隠れていることがあります🐱
今回ご紹介する症例は、巨大結腸症の猫ちゃんです。
1枚目のレントゲン写真は初回来院時のもので、丸で囲った部分には大量の便が結腸内にたまっています。
便が長期間排出されなかったことで、結腸が大きく拡張している状態でした。
2枚目のレントゲン写真は、摘便処置後の画像です。
結腸内の便が取り除かれ、お腹の状態が改善していることが確認できます。
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巨大結腸症とは?🩺
巨大結腸症とは、結腸(大腸)が異常に拡張し、自力で便を押し出すことができなくなる病気です。
便秘が長期間続くことで結腸が伸びきってしまい、さらに便が出にくくなるという悪循環に陥ります。
特に中高齢の猫ちゃんで多くみられます。
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このような症状はありませんか?⚠️
巨大結腸症では、次のような症状がみられます。
🐾 何日も便が出ていない
🐾 トイレで何度もいきむ
🐾 少量の便しか出ない
🐾 食欲が低下している
🐾 元気がない
🐾 嘔吐することがある
初期は単なる便秘と思われることもありますが、症状が進行すると全身状態にも影響を及ぼします。
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レントゲン検査で診断します📸
巨大結腸症では、レントゲン検査がとても重要です。
今回のレントゲンでも、結腸内に大量の便がたまっていることが確認できました。
レントゲン検査では、
🔍 便の量
🔍 結腸の拡張の程度
🔍 骨盤が狭くなっていないか
などを評価することができます。
適切な治療方針を決めるためにも欠かせない検査です。
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治療について🏥
今回の症例では、まず摘便処置を行い、結腸内にたまっていた大量の便を取り除きました。
摘便後のレントゲンでは、便が除去され、結腸内がきれいになっていることが確認できました。
症状や原因によっては、
💊 便を柔らかくする内服薬
🥣 食事療法
💧 水分摂取量の改善
などを組み合わせながら管理していきます。
重症例や再発を繰り返す場合には、外科手術(結腸切除術)が必要になることもあります。
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便秘を軽く考えないことが大切です😊
猫ちゃんは便秘を我慢してしまうことが多く、気付いた時には巨大結腸症へ進行していることがあります。
「便が何日も出ていない」
「何度もトイレへ行くのに便が出ない」
「最近食欲が落ちてきた」
このような症状がありましたら、お早めの受診をおすすめします。
早期に治療を開始することで、重症化を防げる可能性があります。
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🏥 専門診療にも対応しています
獣医外科認定医(JAHA)
獣医総合臨床医(JAHA)
獣医腫瘍科認定医在籍
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