肝臓腫大とは
肝臓腫大とは、さまざまな原因によって肝臓が通常より大きくなった状態を指します。
原因には、炎症、腫瘍、ホルモンの異常、薬剤の影響などがあり、原因に応じた治療や経過観察が必要になります。
肝臓腫大の主な症状
肝臓腫大では、以下のような症状がみられることがあります。
- お腹が張って見える
- 元気や活動性の低下
- 食欲の変化
- 散歩や運動を嫌がる
症状がほとんどみられず、健康診断や画像検査で偶然発見されることもあります。
肝臓腫大の診断
レントゲン検査や超音波(エコー)検査などの画像診断により、肝臓の大きさや状態を確認します。
必要に応じて血液検査などを組み合わせ、原因を調べます。
肝臓腫大の治療
治療は原因によって異なります。
薬剤の影響が考えられる場合は、獣医師の判断のもとで投薬内容や投与量を見直しながら経過を観察します。
症例紹介
6歳のトイ・プードルが、お腹の膨らみと散歩中のだるさを主訴に来院しました。
レントゲン検査で肝臓腫大を認めました。ステロイド薬の影響によるものと考えられたため、薬を徐々に減量しながら経過を観察しています。
※画像は正常な肝臓と、本症例の肝臓を比較したレントゲン画像です。
まとめ
肝臓腫大はさまざまな原因で起こるため、原因を把握したうえで適切な治療や経過観察を行うことが重要です。
「お腹が膨らんできた」「以前より元気がない」など気になる症状がある場合は、お早めにご相談ください。
専門診療にも対応しています
獣医外科認定医(JAHA)
獣医総合臨床医(JAHA)
獣医腫瘍科認定医在籍
整形外科学研究室10年以上在籍
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