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前十字靱帯損傷の症例紹介


前十字靱帯損傷とは

前十字靱帯は膝関節を安定させる重要な靱帯です。

この靱帯が損傷すると膝関節が不安定になり、痛みや跛行(足をかばって歩く)がみられるようになります。

中型犬から大型犬で比較的多くみられますが、小型犬でも発症することがあります。放置すると関節炎が進行することもあるため、早期の診断と治療が重要です。


主な症状

前十字靱帯損傷では、以下のような症状がみられることがあります。

  • 後肢を着けない
  • 足をかばって歩く
  • 運動を嫌がる
  • 立ち上がりにくい
  • 散歩中に跛行がみられる

症状は突然現れることもあります。


診断

歩き方や膝関節の状態を確認し、レントゲン検査などを行って総合的に診断します。


治療

前十字靱帯損傷では、犬の体格や活動性などを考慮して治療方法を選択します。

本症例では、TPLO法(脛骨高平部水平化骨切り術)による手術を行いました。


症例紹介

3歳のMIX犬が昨日から右後肢を着けられないとのことで来院されました。

診察の結果、前十字靱帯損傷と診断しTPLO法による手術を実施しました。

術後2か月半の時点で歩様は良好となり、レントゲン検査でも問題は認められなかったため、治療を終了しました。

※写真左は手術前、写真右はTPLO法による手術後のレントゲン画像です。

下記にyoutubeで歩行動画もアップしています。


まとめ

前十字靱帯損傷は、犬で多くみられる整形外科疾患の一つです。

足を着けない、跛行が続くなどの症状がみられた場合は、早めに診断・治療を行うことで、良好な回復が期待できます。


専門診療にも対応しています

獣医外科認定医(JAHA)

獣医総合臨床医(JAHA)

獣医腫瘍科認定医在籍

整形外科学研究室10年以上在籍

整形外科・腫瘍科・歯科・皮膚科などの専門診療にも対応しています。

 

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