🐾避妊していない子は特に注意！
子宮内膜炎のおはなし
こんにちは、ガレン動物病院です。
今回は、**避妊手術をしていないメスのわんちゃん・ねこちゃんに多い病気「子宮内膜炎（しきゅうないまくえん）」**についてご紹介します。
この病気は、放っておくと命に関わることもあるため、早めの発見・治療がとても大切です。
🐶🐱 こんな症状、ありませんか？
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食欲がない、元気がない
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水をたくさん飲むようになった
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お腹が張ってきた
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陰部からおりもの（膿のような分泌物）が出ている
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嘔吐や発熱がある
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なんとなく様子がおかしい
症状はさまざまですが、特に発情（ヒート）のあと1〜2ヶ月以内にこうした変化があるときは要注意です。
🔍 子宮内膜炎ってどんな病気？
「子宮内膜炎」は、子宮の内側に炎症が起こる病気で、主に細菌感染が原因で発生します。
悪化すると、膿がたまり**「子宮蓄膿症」**に進行することもあります。
子宮の中に膿がたまると、体に毒素が回ってしまい、ぐったりしたり、命に関わる重篤な状態になることも…。
🧪 検査と治療は？
当院では以下のような検査で診断を行います：
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身体検査
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血液検査（炎症の有無）
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超音波検査（子宮の中に液体がたまっていないか）
症状や検査結果により、以下のような治療を行います：
✅ 外科治療
状態が安定していれば、**子宮と卵巣を摘出する手術（避妊手術）**がもっとも確実な治療です。
✅ 内科治療
高齢で麻酔が難しい場合などは、抗生物質などによる内科的な対処を行うこともありますが、根本的な治療とは言えません。
🛡️ 予防には避妊手術が効果的！
この病気は、避妊手術で100％予防できます。
また、乳腺腫瘍の予防にもつながるため、若いうちの手術がおすすめです。
💬 最後に
子宮の病気は、初期の症状がわかりにくく、気づいたときには進行していることもあります。
「ちょっと様子が変かも？」と感じたら、早めにご相談くださいね。
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ガレン動物病院
静岡県駿東郡清水町八幡61-1
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