🚗車に乗ると吐いちゃう?怖がる?
犬・猫の乗り物酔いについて
こんにちは、ガレン動物病院です。
今回は、「動物病院に行きたいけど、車に乗ると大騒ぎ…」「吐いてしまうからかわいそうで…」という声が多い、
犬・猫の『乗り物酔い(じょうしゃよい)』についてお話しします。
🐾こんな様子はありませんか?
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車に乗るとよだれが出てくる
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吐いてしまう/食後に特に多い
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呼吸が荒くなる/震える/鳴き続ける
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キャリーを見ただけで逃げる
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車内でそわそわ・不安そうな様子になる
これらは、乗り物酔い(または乗車に対するストレス)によるサインかもしれません。
💡どうして起こるの?
✅ ① 平衡感覚の未発達(特に子犬・子猫)
三半規管が未熟な若い時期は酔いやすい傾向があります。
✅ ② ストレスや過去の経験
車に乗ったあとに「怖かった」「痛かった」という記憶があると、乗るだけで不安になってしまうことも。
✅ ③ 胃の内容物や空腹・満腹状態
食後すぐの乗車、逆に空腹すぎると酔いやすくなることもあります。
🔍診断と相談の目安
乗り物酔いかどうかは、症状と行動の観察でわかることがほとんどです。
当院では、初めての通院でもお気軽に「酔いやすいかも」とお伝えいただければ対策をご提案できます。
💊治療・予防方法は?
✅ ① 乗る前の工夫
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食事は出発の2〜3時間前までに
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キャリーは安定させ、暗めにカバーするのも効果的
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最初は短時間の乗車を繰り返して慣れさせる(乗車トレーニング)
✅ ② 酔い止め薬や精神安定剤の使用
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酔い止め(メトクロプラミドなど)
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不安が強い子には抗不安薬や軽い鎮静薬を処方することもあります
※体重や体調に合わせて安全なものをご案内しますので、必ずご相談ください。
🧳長距離移動の前にもご相談ください
帰省・旅行・引っ越し・通院など、どうしても車に乗せる必要があるときには、事前のご相談がおすすめです。
必要に応じてお薬の処方やアドバイスをさせていただきます。
💬 最後に
乗り物酔いは、「体質だから仕方ない」とあきらめる必要はありません!
少しの工夫と準備で、愛犬・愛猫もストレスなく移動できるようになります。
「通院したいけど、車がダメで…」とお悩みの方も、どうぞ遠慮なくご相談ください😊
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ガレン動物病院
静岡県駿東郡清水町八幡61-1
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📝ペットの症状やお困りごとがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。