365日診療

ご予約はウェブで

またはお電話で

☎055-972-6770

〒411-0906

静岡県駿東郡清水町八幡61−1

 · 

脳炎

🧠 急に元気がなくなった?けいれん?

犬・猫の「脳炎(のうえん)」について

こんにちは、ガレン動物病院です。
今回は、わんちゃん・ねこちゃんの脳に炎症が起こる病気「脳炎(のうえん)」についてお話しします。

突然のてんかん発作、ふらつき、性格の変化などの症状が出ることがあり、早期の診断と治療がとても大切な病気です。


🐶🐱こんな症状ありませんか?

  • 急に**けいれん(てんかん発作)**を起こした

  • ふらつく、転びやすい

  • ぐったりして元気がない/ぼーっとしている

  • 急に噛む・怒るなど性格が変わった

  • 首が傾いている、眼がぐるぐる動く(眼振)

  • 視力が落ちた、片目だけ見えていない様子

こういった症状が見られる場合、脳に炎症や障害が起きている可能性があります。


💡脳炎ってどんな病気?

脳炎とは、脳の組織に炎症が起きて、神経の働きに異常が出る病気です。
原因によって大きく2つに分かれます。

✅ 感染性脳炎

  • ウイルス・細菌・真菌・寄生虫などの感染によるもの

  • 猫では猫伝染性腹膜炎(FIP)、犬ではジステンパーウイルスなどが関係することがあります

✅ 非感染性脳炎(免疫介在性)

  • 体の免疫が間違って自分の脳を攻撃してしまう病気

  • 小型犬種(パグ・チワワ・ヨーキーなど)に多い「壊死性髄膜脳炎」や「肉芽腫性髄膜脳炎」など


🔍どうやって診断するの?

  • 神経学的検査でどの部位に異常があるかを確認

  • 血液検査・感染症の抗体検査

  • **MRI検査・脳脊髄液の検査(CSF)**が診断の決め手となります
    (※高度な検査が必要な場合は、専門施設をご紹介します)


💊治療方法は?

原因や症状に応じて、以下のような治療を行います:

🔹 感染性脳炎

  • 抗生物質や抗ウイルス薬、抗真菌薬などを使用

🔹 非感染性脳炎(自己免疫性)

  • **免疫抑制剤(ステロイドや他の免疫調整薬)**を長期間投与

  • 発作がある場合は、抗てんかん薬も併用します

症状のコントロールに時間がかかることもありますが、継続的な治療で改善が見られることも多いです。


🛡️日常で気をつけたいこと

  • 急な症状の変化があったらすぐに動物病院へ

  • 発作や神経症状は動画で記録しておくと診断に役立ちます

  • 予防できる感染症は、ワクチンでの予防が大切です


💬 最後に

脳炎は、突然の症状で飼い主さまを不安にさせる病気です。
ですが、早く気づいてあげることで、治療のチャンスが広がります。

「なんだか様子がおかしいな」と思ったら、遠慮なくご相談ください。
小さな変化でも、私たちは見逃しません。


📞 ご予約・お問い合わせはこちら

ネット予約 ▶︎ https://5.mfmb.jp/mobile/index.php?clinic_number=900991
電話 ▶︎ 055-972-6770
ガレン動物病院
静岡県駿東郡清水町八幡61-1


🚗 対応エリアのご案内

ガレン動物病院には、三島市・沼津市・函南町・長泉町・裾野市・伊豆市・御殿場市・富士市・静岡市・箱根町など、
静岡県東部・神奈川県西部エリアからも多くの飼い主さまにご来院いただいています。

 

📝ペットの症状やお困りごとがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

ウェブで診療予約