365日診療

ご予約はウェブで

またはお電話で

☎055-972-6770

〒411-0906

静岡県駿東郡清水町八幡61−1

 · 

大腿骨頭壊死症(レッグペルテス病)

 🐾「足をかばって歩く…?それ、成長期のサインかも」

大腿骨頭壊死症(レッグ・カルベ・ペルテス病)について

こんにちは、ガレン動物病院です!

「うちの子、片足をあげて歩くようになった」
「ケンケンするように歩いていて、痛そう…」

そんなご相談を受けることがあります。
とくに成長期の小型犬に見られるこの症状、大腿骨頭壊死症が原因のひとつかもしれません。


🦴 大腿骨頭壊死症とは?

大腿骨の先端(股関節の骨頭)に血が通わなくなり、壊死(えし)してしまう病気です。
この部分は、足の動きの要となる関節で、ここに異常があるとスムーズに歩くことができません。

人間の子供にも起こることがあり、「レッグ・カルベ・ペルテス病」とも呼ばれます。


🐶 どんな子に多いの?

  • 主に小型犬(トイプードル・ミニチュアピンシャー・チワワなど)

  • 生後5ヶ月~1歳前後の成長期に発症しやすい

  • 男の子にやや多いと言われています


📌 症状は?

  • 足を浮かせて歩く(びっこを引く)

  • 特に運動後に痛みが強くなる

  • 片足だけに症状が出ることが多い

  • 股関節を動かすと痛がる・嫌がる

成長痛と見逃されることもありますが、進行すると関節が変形し、慢性的な痛みにつながります。


🩺 診断と治療

🔍 診断方法

  • 触診で股関節の動きや痛みを確認します

  • レントゲン検査で骨の壊死や変形の程度をチェックします

🩹 治療方法

軽度な場合:

  • 安静・痛み止め・体重管理などの保存療法

進行している場合:

  • **外科手術(大腿骨頭切除術)**が必要になります
    → 股関節の骨頭部分を取り除き、筋肉と繊維組織で代替的な関節を形成
    → 小型犬では術後に元気に歩けるようになるケースが多いです


💬 早期発見がカギ!

「ちょっと足を引いてるけど、若いし大丈夫かな…?」
そんなときでも、放置せずに一度ご相談ください。

成長期の痛みの裏に、骨の病気が隠れていることがあります。


📍当院では、整形外科の検査・手術にも対応しています。
わんちゃんの“歩き方の違和感”が気になる場合は、お早めにご来院ください。

📞 ご予約・お問い合わせはこちら
ネット予約 ▶︎ ガレン動物病院 予約システム - 診療予約2025

電話 ▶︎ 055-972-6770

ウェブで診療予約