🐶🐱何か変なもの食べちゃったかも!?
犬・猫の異物誤飲(いぶつごいん)について
こんにちは、ガレン動物病院です。
今回は、犬や猫によくあるトラブルのひとつ、**「異物誤飲(いぶつごいん)」**についてご紹介します。
「おもちゃがなくなった」「靴下を飲み込んだかも…」
そんな時は、迷わず動物病院へ!
放っておくと腸閉塞や中毒を起こす可能性もあるため、早めの対応がとても大切です。
🐾こんな様子があれば要注意!
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食べ物以外のものを噛んでいた/飲み込んだかもしれない
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嘔吐・吐きたそうな仕草がある
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元気・食欲がない
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排便がない、または異常な便
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おなかを触ると嫌がる/苦しそうな様子
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よだれが多い、落ち着きがない
特に飲み込んだ瞬間を見ていない場合でも、いつもと違う様子があれば注意が必要です。
💡よくある誤飲物の例
✅ 犬の場合
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おもちゃ・ぬいぐるみのパーツ
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靴下・下着・タオル
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鶏の骨・とうもろこしの芯・串
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ビニール袋・ペットボトルキャップ
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医薬品・チョコレート・キシリトール(中毒の危険あり)
✅ 猫の場合
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紐・リボン・ミシン糸・髪の毛
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ゴム・スポンジ
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観葉植物(ユリなどは中毒に注意)
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小さなビーズや金属
🔍診断方法
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触診・問診で異物の可能性や時間を確認
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レントゲン検査・超音波検査で胃腸の中の異常を確認
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場合によっては内視鏡検査や造影検査、CT検査を行うこともあります
💊治療方法
✅ 飲んでから時間が経っていない場合(〜1〜2時間以内)
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**催吐処置(吐かせる処置)**で異物を出すことが可能なケースもあります
※尖ったもの、薬品などは吐かせてはいけない場合もあります
✅ 吐けない・すでに胃腸に進んでいる場合
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内視鏡による異物摘出
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開腹手術による摘出(腸閉塞を起こしている場合など)
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入院による点滴・絶食管理が必要になることも
⚠️やってはいけない自己判断
🚫「吐かせた方がいいと思って指を突っ込む」→ 食道や口を傷つけることも
🚫「便で出てくるかも」と様子を見る → 腸閉塞のリスクあり
🚫「ネットにこう書いてあった」→ 異物や状況によって対処が全く違います!
必ず動物病院にご相談ください。
🛡️予防のポイント
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誤飲しやすいものは手の届かない場所に保管
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おもちゃはサイズや素材を確認し、破損していないかこまめにチェック
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テーブルの上・ゴミ箱・洗濯物などに注意
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子犬・子猫の時期は特に要注意!
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食欲旺盛な子には「おやつでしつけトレーニング」も効果的です
💬 最後に
異物誤飲は、誰にでも起こりうる身近な事故です。
「飲み込んだかも?」と思った時点で、すぐに病院へご連絡ください。
早ければ早いほど処置がシンプルに済む可能性が高くなります。
大切な命を守るために、迷ったらすぐ相談!が鉄則です。
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📝異物を飲み込んだかも?と思ったら、自己判断せず、すぐにご相談ください。