☀️暑くなるこれからの季節に注意！
犬・猫の熱中症とその対策・治療について
こんにちは、ガレン動物病院です。
今回は、**春〜夏にかけて特に注意が必要な「熱中症」**についてお話しします。
「まだ5月なのに…」
「朝・夕なら大丈夫だと思った」
そう思っていても、わんちゃん・ねこちゃんは人間よりも暑さに弱く、体温調節が苦手です。
🐾こんな症状、ありませんか？
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呼吸が荒い（ハァハァが止まらない）
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よだれが多い
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ぐったりして動かない
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嘔吐、下痢
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歯ぐきや舌の色が赤い or 白っぽい
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けいれん、意識がぼんやりしている
これらの症状は熱中症のサインかもしれません。
特に、短頭種（パグ・フレブルなど）や高齢の子、子犬・子猫は重症化しやすいため要注意です。
💡なぜ熱中症になるの？
犬・猫は汗をかいて体温を下げることができません。
主に口からの呼吸（パンティング）と足裏からの汗で体温を調整しています。
暑い環境・湿度が高い場所・風通しの悪さ・水分不足などが重なると、体温が上がりすぎて命に関わる状態になることがあります。
☀️熱中症が起こりやすいシチュエーション
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真夏の散歩（特に日中）
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室内でもエアコンを切った状態での留守番
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車の中での待機（短時間でも危険）
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ドライヤーやヒーターの当てすぎ
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水を飲めない環境（食事の変化・老化など）
🛡️熱中症の予防対策
✅ 散歩は朝早く or 夕方の涼しい時間に
✅ アスファルトの温度チェック（手のひらで熱くないか確認）
✅ 十分な水分補給（複数の水飲み場・ウェットフードも活用）
✅ エアコン・扇風機で室温管理（室温は25～27℃目安）
✅ 留守番中も必ず空調をONに
✅ 保冷剤・クールマット・冷感ベストなども活用を
✅ 短頭種・高齢・肥満・心臓病のある子は特に慎重に！
🆘万が一、熱中症になってしまったら
✅ 応急処置（すぐに動物病院へ連絡を！）
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涼しい場所へ移動
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扇風機や冷たいタオルで体を冷やす
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保冷剤（首・脇・足の付け根）を使う
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無理のない範囲で水を与える（意識があるときのみ）
⚠️「氷水」は逆効果になることもあるので注意
⚠️ 応急処置後は、必ず病院で診察・点滴などの治療が必要です
🩺当院での治療内容
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体温管理（保冷・冷却）
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点滴による水分・電解質補正
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血液検査・尿検査で臓器ダメージの評価
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酸素吸入
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必要に応じて入院管理
💬最後に
熱中症は、予防と早期対応で防げる命の危機です。
「このくらい大丈夫だろう」は危険です。
わんちゃん・ねこちゃんがいつもと違う様子を見せたら、すぐにご相談ください☀️
当院では、熱中症の緊急対応・点滴治療・室温アドバイスなども対応しております。
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平日・土日・祝日すべて診療しております。
急な体調の変化も、予防・健康診断も、お気軽にご相談ください。
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