
🐾 小型犬が大型犬に噛まれたら?
〜見た目より深刻かもしれないケガとその対応〜
お散歩中やドッグランで、小型犬が大型犬に噛まれてしまう事故が時々発生します。
体格差が大きい分、命に関わるような重傷になるケースも少なくありません。
一見して軽傷に見えても、実は内臓や筋肉、骨にまでダメージが及んでいることがあります。
今回は、小型犬が大型犬に噛まれたときに知っておくべき対応と注意点を、動物病院の視点からお伝えします。
🚨 まずは落ち着いて!事故直後の対応
① 犬たちを離す・安全確保
大型犬が興奮している場合、近づくと飼い主が巻き込まれる危険もあります。
落ち着いて、まずは安全な距離を確保しましょう。
② 怪我の有無を確認
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出血、腫れ、痛がる様子をチェック
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小型犬は骨が細いため、骨折や内臓損傷のリスクが高くなります
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被毛の中に見えにくい小さな傷でも、奥で大きな損傷があることがあります
③ 応急処置(可能な範囲で)
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出血があれば、清潔な布やガーゼで軽く押さえます
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傷口は水道水で軽く洗浄(消毒薬は使わずOK)
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無理に動かさず、できるだけ安静にします
④ すぐに動物病院へ
→ 見た目ではわからない重症や感染の恐れがあるため、必ず早急に受診してください。
🏥 なぜ小型犬の咬傷は特に注意が必要?
✅ 筋肉量や脂肪が少ないため、骨・内臓・神経への影響が出やすい
✅ 顎の力が強い大型犬の咬みつきは、圧力で内出血や破裂が起きることも
✅ 傷口が小さくても、内部で感染や組織の壊死が進んでしまうことがある
中には、噛まれた当日は元気に見えても、翌日になって急変するケースもあります。
油断せず、**「必ず病院で診てもらう」**ことが大切です。
🛡 事故を防ぐためのポイント
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ドッグランでは、大型犬エリアと小型犬エリアを分けているか確認
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リード付きのお散歩中でも、相手の犬との距離感に注意
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「うちの子は大丈夫」と過信せず、犬同士の初対面には慎重に対応
💡事故が起きたときに備えて
・かかりつけ動物病院の連絡先
・ペット保険の確認
・連絡先交換や写真記録 も、万一に役立ちます。
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平日・土日・祝日すべて診療しております。
急なケガや事故も、できるだけ早くご相談ください。
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