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猫が脱走してしまったら…帰宅後にチェックしたい体の異変とは?

 

〜見た目は元気でも、ケガや感染が隠れていることも〜

「気づいたら窓が開いていて、猫が脱走していた…」
「数時間後に戻ってきたけど、どこかでケガしてないか心配…」

そんな経験をされた飼い主さまも多いのではないでしょうか。
室内で生活している猫が外に出てしまうと、思わぬ外傷や感染症のリスクにさらされることがあります。


 

📷 実際の外傷写真:脱走後に見つかった前足のケガ

 

上の写真は、脱走して帰ってきた猫ちゃんの前足にみられた傷です。

▲前足の甲に出血と腫れがみられ、舐めて悪化させてしまうリスクも。

一見すると軽傷にも見えますが、このような傷口から細菌が入り、膿んだり炎症を起こすこともあるため、適切な処置が必要です。

 

また、外傷が原因で足をかばって歩いたり、元気や食欲が落ちることもあります。
「目に見える傷が少しだけだから大丈夫」と思わず、外で何があったかわからない場合は、ぜひ一度ご相談ください。

 

よく見られる外傷:

  • 他の猫や野良動物とのケンカによる咬み傷・引っかき傷

  • 壁や塀をよじ登ったときの爪や肉球の損傷

  • 自動車や金属との接触による打撲やすり傷

咬み傷は毛に隠れて見えづらく、時間がたってから腫れたり膿んだりすることもあります。


⚠️ 感染症のリスクにも要注意!

外での接触により、以下のような感染症をもらってくるリスクもあります。

  • 猫白血病ウイルス(FeLV)

  • 猫免疫不全ウイルス(FIV)

  • ノミ・ダニ・回虫などの外部/内部寄生虫

  • 化膿性皮膚炎や膿瘍(うみ)などの細菌感染

とくに咬み傷やケンカの跡は、小さくても深く感染が広がることがあり注意が必要です。


🩺 早めの診察が安心です

帰宅後は以下のポイントをチェックし、少しでも違和感があれば受診をご検討ください。

✅ 歩き方がおかしい、足をかばっている
✅ 触ると嫌がる・鳴く部分がある
✅ 毛に血やヨゴレがついている
✅ 元気や食欲がない、寝てばかり
✅ 傷がないかどうか、体をなでて確認

見た目に問題がなくても、内部で炎症が進んでいるケースもあります。


🐱 再発防止のために

脱走防止には、

  • 網戸ストッパーや窓ロックの活用

  • ドアの開閉時の声かけと確認

  • 首輪やマイクロチップでの身元表示

なども有効です。
室内飼育の猫は、外に出るとパニックになりやすく、ケガをしやすい傾向があります。


「帰ってきたから大丈夫」ではなく、「念のためのチェックと診察」で、愛猫を守ってあげましょう。


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