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肝臓腫瘍

【犬の肝臓腫瘍について】

〜元気そうに見えても実は…進行する“沈黙の病気”〜

 

「最近よく寝てばかりいる」
「食欲が少し落ちてきた気がする」
「年齢のせいかなと思っていたら…肝臓に腫瘍が」

犬猫の肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれるほど、病気があっても症状が出にくい臓器です。
そのため、腫瘍が見つかるときにはすでに大きくなっていることも少なくありません。


🧫 肝臓腫瘍ってどんな病気?

肝臓腫瘍とは、肝臓の細胞や血管などに発生する**できもの(腫瘍)**です。
良性のものもあれば、悪性(がん)であることもあります。

種類には以下のようなものがあります:

  • 肝細胞腺腫(良性)

  • 肝細胞癌(原発性の悪性腫瘍)

  • 血管肉腫、胆管細胞癌 など

  • 他の臓器からの転移性腫瘍もあります。


📷 実際の超音波画像

 

こちらは当院で撮影した肝臓のエコー画像です。

中央の黒く不整な部分が**肝臓内に確認された腫瘤(しゅりゅう)**です。
形や内部構造から、腫瘍性の病変が疑われました。

 

超音波検査(エコー)では、腫瘤の大きさ・数・境界の性状などを評価することができます。
必要に応じて、血液検査やCT検査、細胞診・組織検査を組み合わせて診断します。


🐾 どんな症状が出るの?

肝臓腫瘍は初期には無症状なことが多く、以下のような症状が出てくる頃には進行しているケースもあります。

  • 元気や食欲の低下

  • 嘔吐や下痢

  • お腹が張ってきた

  • 歩き方がふらつく

  • 体重減少

  • 黄疸(歯茎や白目が黄色くなる)


🩺 治療方法は?

腫瘍の種類や広がりによって治療法は異なります。

🔸 手術

  • 単発性の腫瘍であれば、外科的に切除できることもあります

🔸 内科療法

  • 手術が難しい場合には、対症療法や食事療法、サプリメント、投薬などでコントロールすることもあります。


🐕 早期発見がなによりも大切です

肝臓腫瘍は、定期検診で偶然発見されることが多い病気です。
シニア期(7歳以上)になったら、年1〜2回の健康診断や超音波検査をおすすめしています。

「少し気になる症状がある」「健康診断で異常を指摘された」
そんなときは、お気軽にご相談ください。


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